シバトラ
-第2話-
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その夜、竹虎は楠木に暴力団関係の事務所の駐車場に呼び出される。自分の父親の物だという車に乗った楠木は、竹虎に運転するよう指示。竹虎が同意すると、怪しいと思わないのかと問う。竹虎は怪しいと思うが、楠木が自分の家の車だというのならそれを信じると言い、アクセルを踏む――。と、前に停まっていた車に追突。すると、事務所から強面の男が下りてきて、竹虎は胸倉を掴まれる。
男は暴力団を取り締まる刑事で、ぶつけた車も押収車だった。そして、事情聴取のため楠木にも同行を求めるが、竹虎は楠木は無関係だと主張、解放させる。そんな竹虎に楠木は、自分を信じていないくせにと悪態をつきながら、万引き事件のときも誰も信じてくれなかったと、その場を去っていく。そんな楠木に「死神の手」が絡みつくのが見える。
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