し ゃ ば け
登場人物
・おぎん…十朱幸代
皮衣とは?=(釈尊が入山の時、鹿皮の衣を着た故事に基づく)僧の異称。三千年を経た狐が藻草や髑髏を頭に戴き、北斗七星を礼拝する事により美女に化けたもの。
一太郎の祖母。正体は皮衣と呼ばれる齢三千年の大妖。同じ魂の人と出会い、恋人になって、死別。そして、再び生まれ変わってくるのを待ち、また出会い、恋人に……。そんな恋しい人との歳月は平安時代から一千年も続いた。その相手が一太郎の祖父・伊三郎なのだ。二人は江戸へと駆け落ちをした。そんな恋物語は妖たちの間でも話題になり、二人の援助を買って出た。こうしておぎんと伊三郎は、江戸に小さな店を構え、通町に大店を構えるまでに成長した。
やがて、娘・おたえも誕生し、藤兵衛という婿も決まった。しかし、初めて出来た孫が呆気なく三日で逝ってしまい、嘆き悲しむ娘を見ていられず、恋しい伊三郎と別れ、天界に昇っていってしまった。ショックを受けた伊三郎は、おぎんの後を追うように間もなく急逝した。
だが、孫の一太郎が原因で殺人事件が起こった事を知り、下界へ使いを寄越す。
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