家族へのラブレター
- あらすじ -
元キャビンアテンダントで何事にも前向きな福原杏子(黒木瞳)。
3人の子どもにも恵まれ、平凡ながら幸せな生活を過ごしていたが、ある日健康診断で精密検査をするように勧められる。夫婦で聞きに行った再検査の結果は胃ガン…末期症状で、余命3ヵ月だった。
突然のガン宣告に最初は胃潰瘍と取り繕う夫・貴之(石黒賢)だが、隠しきれずついに本人に告知し、そして子どもたちや母・マサ(泉ピン子)にも伝える。
いつも元気で家族の中心にいた母親の病気に動揺する、大学1年生の長男・健介(福士誠治)、高校2年生の次男・康平(林遣都)、中学2年生の長女・美幸(石橋杏奈)。それぞれが受験を控えたり、将来の夢を築き始めた直後の出来事だった。
自分の余命を意識しながら、子どもたちへ何が残せるのかを苦悩し、家族と少しでも長く共に過ごそうとする母親。そして、その母親のために、それぞれができる精一杯のことをする家族。次男は母親のために甲子園を目指し、チームを勝利へと導き続ける。
家族の愛に包まれ、奇跡的に2年間を生き延びた杏子だったが、ついにその日が訪れる…。
△もどる
0.千の風になって TOP
(C)フジテレビジョン