千の風になって
ドラマスペシャル
▼審査員よりコメント
新井満 氏(「千の風になって」日本語訳詩、作曲):
1ヶ月という短い期間に、この歌とプロジェクトに共感していただける方がこんなに多かった事は、驚きであり、感動し、ありがたいと思いました。映画化しても良いようなエピソードが何十通もありましたが、今回ドラマ化するのは1通ですので、とても難しい選択でした。
「千の風になって」のテーマに「きずな」があります。大切な人とのきずなが、"死"によって分断されてしまうと思われがちですが、この歌には「きずな」が新しく結び直される意味が込められています。選考されたエピソードには、家族・夫婦・母子のきずな、そして母の愛が込められています。「死について考える」という事は「生について考える」ということ。いかに生きるかを考えるきっかけになるようなドラマになるのではと思います。
清水曙美 氏(脚本家):
深く悲しみ、千の風に癒された人がこんなにいらっしゃったのだと重く受け止めました。選考されたエピソードは、「どこにでもある特別なお話」。子供やご主人の思いが伝わってきますが、特にお母さんの無念さが、同じ女性として共感しました。脚本はこれからですが、家族愛を描き込んでいきたいと思います。
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