ゾウのはな子
- スタッフコメント -

企画担当のフジテレビ・中村百合子から

今回、この企画を立ち上げたときの最初のコンセプトは、魂のリレーということでした。
反町さんが演じる戦中の飼育員は、過酷な時代のなかで生き物と向き合い、命を守る覚悟や、苦悩の中にある情熱があって、その魂が、戦後から平成までの60年間にわたって、次々に飼育員に受け継がれていくという、濃厚な人間の内面のドラマだと思います。
もうひとつは、「動物園は平和な国にしかありません」という言葉がありますけれども、過去にこういった事実があったということを、できれば戦争を知らない子どもたちや親も含めて知って感じてほしい、過去のことを次の世代に受け継いで行ってほしいという使命もあるのではないかと思い、この企画を立ち上げました。この夏の大作だと自負しておりますので、どうぞ宜しくお願いします。

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