スローダンス
-Story.1-
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ここでも、理一の卒業制作の話になってしまう。ズケズケと話を聞こうとする衣咲に、理一はヒロインの歩美にふられたのだと言った。すると、衣咲は理一が教育実習時の教え子だったことを話し始める。幸平が教えたのだ。
卒業の単位のために教職課程を受けて、責任なく生徒にものを言っていた自分が、今考えると恥ずかしいと衣咲。
そんな衣咲を理一が遮る。恥ずかしいのは、今の衣咲だと。そして、理一は衣咲が教育実習の最終日に生徒たちに言った言葉を投げる。「諦めたら、そこで試合終了。その瞬間に夢は終わってしまう」と。だが、衣咲は自分が言ったことを覚えていなかった。

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