サマヨイザクラ
-キャストコメント-

裁判員に選ばれた28歳のネットカフェ難民・相羽圭一役
【伊藤淳史】

裁判員制度について情報も知識もなかったので、想像でしかありませんでしたが、話題性がありタイムリーな作品のお話をいただいて本当にうれしいです。僕たちにとっても大切な題材なので、身の引き締まる思いです。相羽圭一は行動力はないけど、正義感があります。僕自身もそういう正義感のある人間になりたいと思います。
裁判員制度は実際にこの5月から始まるのですが、日ごろ、ニュースなどでただ何となく見ていた一つ一つの事件や犯罪に対して、ちゃんと考えたほうがいいんじゃないかなと思いました。もし、自分が裁判員に選ばれたとしても、しっかりと取り組まなければいけないと思います。ドラマのテーマでもあるのですが、人を裁くことに(裁判員の)感情が入ってしまうことが新しい形ではないかと思います。裁判員の立場になったときにしかわからないことだとは思うのですが、とにかく真摯(しんし)に取り組んでいかなければいけないと思います。
原作のコミックを読む前に台本を読んだのですが、「こんなことが起きちゃうの?」と思うぐらいすごいとんでもないことが起きますが、決してありえないことではなく、何回読んでもドキドキして読めるし、あっという間に読めてしまう台本でした。裁判員制度に関して、知らなきゃいけないことや知ってほしいことが情報としていっぱいつまったストーリーで、視聴者の皆さんの裁判員制度に対する心構えも変わるんじゃないかなと思いました。

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