薔薇のない花屋
- Story -
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「俺はいいんだ」が口癖の汐見英治(香取慎吾)について、娘の雫(八木優希)は作文に、あまりにもいい人すぎて損をしていると思うけれど、それは本当にすごいことだと思う、と書いていた。

そんな雫とずいぶんと親しくなった白戸美桜(竹内結子)は汐見家にも頻繁に出入りするようになっていた。だが、ある日、英治と工藤直哉(松田翔太)のやり取りを耳にしてショックを受ける。英治の善意は、あくまでも"同情"で、これで美桜から恋愛感情など持たれたら迷惑だと聞こえたからだ。飛び出した美桜を追う英治。美桜の傷ついた心には追いかけてきた英治の優しさが染みこみ、かえって2人の関係は近づく。

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