薔薇のない花屋
- Story -
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翌朝、起きだした英治に直哉が挨拶。直哉は無給で良いので、しばらく店に置いて欲しいと英治に頼む。そんなところへ、優貴が訪ねて来た。英治は自分の店の正面にある喫茶店『コロン』へ優貴を誘う。店主の四条健吾(寺島進)は英治の恩人。英治は優貴にある相談を切り出す。最近、雫が"チロル"という大親友がいると言うのだが心当たりがないのだ。優貴は、もしかするとおもちゃやぬいぐるみに雫がつけた名前なのではと問いかける。それでも、英治は雫の亡き母への疑問からかと思い…。その頃、とある大病院では院長、安西輝夫(三浦友和)が手術を見守っていた。そこには…。
夕方、英治は雫を諭す。『北風と太陽』の童話を例えに、母親の死は雫の責任ではないことを語る。さらに英治は、雫が自分にとってどれだけ大事なのかを話した。すると、雫はようやく頭巾を取り去った。
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