薔薇のない花屋
- Interview -

Q.ここまで四条を演じられてきてのご感想をお願いいたします。

「設定では"ハードボイルド"で、初めは意識したんですけど、途中からはあまりしないようになりました。"ハードボイルド"を意識しすぎてしまうと、どうしても演技がそちらに偏ってしまうので、それよりも四条は"普通"の男でいいんじゃないかと思ったんです。"普通"の中にも"ハードボイルド"の要素は含まれていて、それが自然に出てくればと…そっちの方が良いんじゃないかと感じたんです。四条は、1人の人間=男として英治(香取慎吾)を見つめています。ただし、その関係には暗黙の了解というか、お互いに踏み込んではいけない領域を理解している。今は、そんな"距離感のエチケット"をきちんと持った男としての四条を作り上げていけているかな? という段階です。」

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