離婚弁護士II
-Story-
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絵里と大介は、占い師の古池貞子(浅利香津代)を訪ね、事情を聞いた。しかし、見料なども妥当な金額で、高額なものを買わされた、あるいは、脅迫を受けたという事実もなかった。絵里は、大介の助言を聞き入れて美晴にも会いに行った。すると美晴は、夫よりも占いの方が大事、とキッパリと言い切り、離婚の意志が固いことをうかがわせた。
古池を訴えるのは無理だと判断した絵里は、離婚の方向で話を進め、慰謝料の話し合いをした方が和夫にとっても有益だ、と提案する。しかし貴子は、依頼人である和夫が離婚を望んでいない、と絵里の提案を受け入れない。
絵里とともに美晴が出演しているテレビ局に向かった貴子は、本番終了後に局のロビーで彼女から話を聞いた。しかし美晴は、「おしゃれな作家が高校時代の同級生と結婚する、というのは読者受けが悪くない」「お互いに愛情なんてない」などと言い、離婚を考え直す気はなさそうだった。

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