離婚弁護士II
-Story-
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そんな折、絵里と大介(玉山鉄二)は、新しい依頼人・京子(萩尾みどり)と会う。京子は、ギャンブルもやらない真面目な夫・時夫(田山涼成)が家に生活費を入れなくなったことから、愛人が出来たのではないか、と疑っていた。が、そのことで京子が文句を言うと、時夫は、結婚前に交わした『夫婦財産契約』を持ち出してきたのだという。共働きだった時夫と京子は、結婚前に、家のローンと子どもの養育費は時夫が、生活費は京子が出す、という『夫婦財産契約』を交わしていたのだった。絵里から、この案件の報告を受けた貴子は、時夫のことを思い出す。貴子が以前勤めていた事務所が、時夫の会社・七海商亊の顧問をしていたことがあり、一緒に仕事をしたことがあったのだ。貴子は、真面目ひと筋で家庭も大事にしていた時夫が、生活費を入れなくなったことに不審を抱いていた。
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