離婚弁護士II
-Interview-

Q.制作発表の席で、「二枚目でもなく、しかもいい人、ということで、得意技を封じられた中で演じている」とおっしゃっていたのがとても印象的だったのですが…。

まあよく、「観客は意地悪だ」っていう風に思いなさい、って僕らは自分を戒めてるんだけど、それはつまり、自分がいい気持ちになってやってると、客はいい気持ちにはならないよ、っていうことなんだろうね。だから、苦しんだ姿を見せないようにして、いかに苦しむか、っていうことなんだと思うんだ(笑)。二枚目で悪役、という得手な部分を封じて、格好悪い、いい人を演じるっていうのは、自分にとってはやったことのない不得手な部分だから、それをやるのは、ある意味、苦労するわけですよ。その苦労がね、お客さんに喜んでもらえてるんじゃないかと思うんですけど…。

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