親父の一番長い日
- 概要 -

舞台は東京の下町・浅草。ちょうちん屋『墨田屋』五代目である親父・墨田栄一郎(國村隼)は妻の輝代(仁科亜季子)、長男の正一郎(伊藤淳史)、長女の千晴(長澤まさみ)と共に、ひとつ屋根の下に暮らししている。それに近所のマンションで悠々自適の生活をしている栄一郎の母・"虹バア"こと虹子(銀粉蝶)の5人家族。
職人気質の頑固親父だが、娘のことはそれこそ目の中に入れても痛くないほど溺愛している。が、お転婆で、物怖じせずにポンポンとものを言うチャキチャキの下町娘は、古い考えの父親と親子げんかばかりしている毎日だ。
ある日、娘は結婚することを告げる。が、娘を嫁になどやりたくない親父は大反対。「駄目だッ、許さねえッ!」の一点張りだ。そして、親父の、悩み、苦しみ、葛藤する毎日が始まる。
そんな中、事件が起きる。娘の婚約者・平賀健吾(高岡蒼甫)が不遇の事故に遭い、下半身不随になってしまったのだ。結婚に反対している親父の心境は、より苦しいものに。この事件は、墨田家の家族にも大きな波紋をよぶこととなり、父と娘の関係、そして、娘と婚約者との関係が、次第に新たなものへと変化していく-。

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