親父の一番長い日
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墨田虹子役 銀粉蝶さん
今は家族が家族であることがなかなか難しい時代ですが、この墨田家は、ごく自然に家族である人たちですから、台本を読んで、まず、すごく楽しそうだなと思いました。
実際現場に入ってみると、みんな本当の家族のようで、やはりホームドラマって楽しいですね。現場がうまく楽しく回っている時って、その空気が画面に出ますから。特に今回は、家族そろっての食事のシーンが多いのですが、一緒にものを食べる、ということは人を近づけますし、しかも、いわゆる『消えもの』と呼ばれる食事が、すごくとにかく美味しいんですよ。それも、ただ『美味しいね』ではなくて、びっくりするくらい美味しいんです(笑)。
深川めしを頂いた時は、それまで大好物というほどではなかったのですが『深川めしってこんなに美味しいんだ!』と感動したくらい。國村隼さんと中山忍さん以外はみなさん初めてご一緒させて頂くのですが、いい意味で緊張感を感じることがなく、コミュニケーションもうまくいっているのは、この食事の美味しさも一役買っているのかもしれませんね。演じるにあたっては、『いわゆる、おばあさんを演じるようには演技しない』ということを、監督と話しながら心がけています。
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