女信長
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三谷幸喜が天海祐希に討たれる!? 三谷幸喜が今川義元役で出演!

日本史上に比類のない独創的な発想と行動力で天下を統一し、いまだに多くの人を魅了してやまない織田信長。その信長が実は女だったという奇抜な設定で信長にまつわる歴史上の謎をひもといて見せた直木賞作家・佐藤賢一の小説『女信長』(毎日新聞社刊)を天海祐希主演でフジテレビではドラマ化。
この春、4月5日、6日と2夜連続でこの大型時代劇をお届けする。

尾張の小大名に過ぎなかった織田信長が、その名を世に知らしめ、天下統一へ向けての第一歩を踏み出したのは桶狭間の戦い。自軍の約10倍の大軍を率いた今川義元を討ち取り、退却させた戦いで、日本史上最も有名な大逆転劇とも言われる。『女信長』でももちろん桶狭間の戦いは登場する。本陣から家臣に守られながらほうほうの体で逃げようとする今川義元の前に織田信長が姿を見せ、種子島銃で義元を射殺するという印象的なシーンとして描かれるが、その今川義元を三谷幸喜が演じることになった。その収録は今秋公開の話題作「清須会議」のクランクイン前に行われ、その勉強のためと三谷は自らが考案した眉をつぶした特殊メイクで登場。台本上にはなかった演出にも対応してみせ、見事な今川義元の最期を演じきった三谷は、「みんなの大好きな今川義元を演じることになりました。時代劇スタッフの裏での努力も拝見でき、着物や鎧(よろい)をまとった俳優さんはこんなに大変なんだということも身をもって体験できました」と満足げに語りつつ、暑さの厳しかった季節に行われた『女信長』の撮影に「あまり暑い季節に歴史物はやるべきじゃないなということも実感しました(笑)」とクレームを入れた。

また直前に演出が変更になったことに関しては「突然、川で死ねと言われまして(笑)その次の死んだ状態で首を取られるシーンもやらせていただいたんですが、そこは要するに僕の顔が写っちゃいけないんです。だから、僕じゃなくてもいいんじゃないかなと思いながら水の中で死んでました(笑)そういうことは"清須会議"の撮影では絶対にしないぞと誓いました(笑)」と再度、冗談交じりにクレームを入れた。ただ天海が演じる信長の姿にはいたく感動したらしく、「天海さんの信長に会えたのが本当に良かったです。普通の信長ではなく女信長ではありますが、あの天海さんが信長の甲冑(かっちゅう)を着てそこに立っている。それは僕にとっては本物の信長が立っているようにしか見えなかった。本当に信長に出会えたような気がしました。この経験こそが"清須会議"に生かせるのではないかなと思います」と語ってくれた。

三谷をキャスティングしたフジテレビドラマ制作センターの村瀬健プロデューサーは「三谷さんのコメントを読むと、まるでご自身の監督作"清須会議"のPRのために出演されたように思えますが本当は違います。天海祐希さんの織田信長、内野聖陽さんの明智光秀、伊勢谷友介さんの羽柴秀吉、藤木直人さんの徳川家康…と並み居る戦国武将を豪華キャストの皆さんが演じるこの作品において、天下統一への階段を駆け上る信長にとって最初の大敵であった今川義元をどなたに演じてもらったら面白いか考えたとき、最初に三谷さんの顔が浮かびました。"公家かぶれのおじゃるキャラ"という義元のイメージにピッタリだと思ったからです。普段、役者としてドラマに出演されることのほとんどない三谷さんですのでダメモトでオファーしたところ、まさかの快諾をいただきました。台本を読んで面白いと思って下さったそうで、ご出演いただくこともうれしかったですが、あの三谷さんに面白いと言っていただけたことで内容にもさらに自信が持てました。われわれスタッフはそのままの三谷さんで十分と思っていたのですが、ご本人の強い希望により特殊メイクを敢行、本物にしか見えない見事な"マロ眉毛"になっています。あまりによく出来過ぎていて一目では三谷さんと分からないかもしれませんので、じっくり目を凝らしてご覧下さい」とコメントしている。

また、藤木直人演じる徳川家康の幼少時、竹千代役を鈴木福が演じることも明らかになり、より豪華なキャスト陣で新解釈の超大型時代劇をお届けする。

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