女信長
お知らせ

民放ドラマ初!「女信長」の音楽担当に久石譲さんが決定!!

日本史上に比類のない独創的な発想と行動力で天下を統一し、いまだに多くの人を魅了してやまない織田信長。その信長が実は女だったという奇抜な設定で信長にまつわる歴史上の謎をひもといて見せた直木賞作家・佐藤賢一の小説『女信長』(毎日新聞社刊)を天海祐希主演でフジテレビではドラマ化。2夜連続でこの大型時代劇をお届けする予定で現在制作進行中ですが、その劇中の音楽を数多くの宮崎駿監督作品や北野武監督作品を手がけてきた日本映画音楽の第一人者である久石譲さんが担当することが決定しました!
全編にわたって書き下ろしの久石の音楽が使用されるのは本作が民放ドラマではこれが初めてのこととなります。

『女信長』は女性として生まれながらも嫡男・男性として生きることを強いられ、男性としての信長と本来の女性として振る舞う際に扮(ふん)する女性の御長(おちょう)の間で揺れ動きつつも、戦乱の世でその頭角を現し天下を統一していく模様を描いていく作品。女性らしさと男性らしさの両方を考えたときに、制作スタッフが思いついたのが久石さんの存在。ジブリ作品に代表されるような柔らかい女性らしい曲があるかと思えば、北野作品や「悪人」に代表される激しく重く強い曲まで、その音楽性の幅と映画に負けない圧倒的なクオリティの高い作品に作品を仕上げたいというスタッフ側の思いから『女信長』の音楽を久石さんに依頼することを決定しました。御自身が「いい」と思った作品しか手がけないというといわれる久石さんだが、『女信長』の台本、ラッシュを見ていただいた上で、作品の趣旨、中身に賛同いただき「天海さんをはじめ、出演者の皆様がすばらしい。音楽を作るのが楽しみです」とオファーを快諾していただき、晴れて決定となりました。

今回の決定を受けて主演を務める天海さんは
「久石さんの音楽で『女信長』を彩っていただけるなんて!なんて幸せ!しかも民放初だとか!大変光栄です。是非是非『女信長』をお楽しみに!」 と大喜び。

一度聴いただけで、その世界に引きずり込まれてしまう豊かなメロディーラインを持つ久石さんの音楽と織田信長が女性であったという大胆な仮説から生み出された数々の新解釈をもとに生まれる新しい世界観がタッグを組んだエンターテイメント時代劇『女信長』は来春2夜連続放送予定!ご期待ください!

(プロデューサーコメント:村瀬健)
『女信長』の音楽を、なんと久石譲さんにお願いできることになりました。久石さんは、日本の映画音楽界の最高峰であり、僕自身長きにわたる大ファンで、いつか自分のドラマの音楽をお願いしたいと思っておりました。とはいえ、民放のドラマのサントラを手掛けられたことはなく、映画界であれほどの実績をお持ちの方なので、よほどのことがないとオファーするのもおこがましいと思い、これまで躊躇してきました。この『女信長』は、「女でありながら男として、それも織田信長として生きる宿命を背負う一人の女の物語」であり、武内英樹監督も「女性の目線と男性の目線の両方を丁寧に描く特別な音楽が必要」と当初から言っておりました。この難しいテーマで音楽を作って頂けるのは、「優しさと強さ」、「正義と悪」といった両極端な二面性を表現した深みのある音楽を常に作り続けている久石さんしかいないと考え、勇気を出してオファーさせて頂くことにしました。その結果、台本をお読み頂いた久石さんからご快諾を頂きました。まさに夢が叶った思いです。
監督とも相談し、久石さんに作って頂けるのであれば通常の映画音楽を作っていらっしゃるときと同じように、撮影した素材を編集してつながった映像にしてから、その映像をご覧頂いた上でそれに合わせて音楽を作って頂いた方がよりよいものに仕上がると考えましたので、久石さんには編集作業が終了してから音楽を作って頂くようお願いしました。このことにより、当初予定していたスケジュールを変更し、年末放送ではなく来春放送に向けて仕上げ作業を進めていくことにいたしました。
久石譲さんという更なる力を得たこの『女信長』、映像・音楽ともに最高のクオリティで皆さんのもとにお届けするために、来春までじっくり時間をかけて仕上げて参ります。年末の放送を楽しみにして下さっていた皆さんには本当に申し訳ないのですが、必ず最高の作品に仕上げますので、来たるべき春をお待ち頂けたら幸いです。どうかよろしくお願いいたします。

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