大奥
〜華の乱〜
-第八話-
[8/10]

しかし、柳沢は「それは安産祈願。宮司殿の書き間違いでしょう。」とかわしたばかりか、「どのようにして手に入れられた」と即座に反撃を仕掛ける。お骨折りされたのは「水戸光圀公では」と見抜かれたちまち形勢逆転してしまう。
再び安子の詮議に戻った。安子の処分に気乗りしない綱吉を桂昌院が責める。綱吉は「わしの望みは安子と共に心安らかに過ごすこと、ただそれだけなのです」と桂昌院に反抗する。怒りの矛先を安子に向けようとする桂昌院の前に、犬が…。竹丸ではないか。事の顛末を音羽から聞いて、光圀は溜飲を下げるが、ほどなくして亡くなった。

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