大奥
〜華の乱〜
-第四話-
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覗き見しているところを中の女中たちに気付かれた綱吉は講義部屋に入る。右衛門佐は綱吉に畏まって挨拶するが、綱吉は「苦しゅうない」と奥に座り込むのだった。
右衛門佐は、ある問いを出題した。お伝が名乗り出て、源氏の解釈をスラスラと答えた。一同感心した様子で、右衛門佐もまずはほめるのだが、実は正しい解釈ではないと指摘。満座の席で恥をかかされたお伝の顔色は変わり、隠し持った解釈本の写しを丸める手が悔しさに打ち震える。

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