大奥
〜華の乱〜
-第二話-
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だが､母は慰めるどころか､胆力に欠けると､さらに叱り飛ばしたのだ｡その時優しく接してくれたのが､女中だった安子の母･阿久里だったという｡阿久里だけが､幼い自分に優しく接してくれたと言う綱吉は､その死を悼む｡それが､自分のせいだと疑わない綱吉に安子は唖然とする｡
そんな様子を音羽から聞き込んだ桂昌院は､柳沢吉保(北村一輝)と､安子が世継ぎを生むことを笑いながら願うのだった｡
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