大奥
〜華の乱〜
-第二話-
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すると、音羽が声を発した。「ご短慮はお慎みください」。音羽は安子が心に秘めた大奥入りの目的まで察していた。安子は音羽に諭され、その日の報復を断念する。
綱吉は大層、安子が気に入った様子。お伝の方(小池栄子)は、それが気に入らない。お伝は、宴の席で酒を注ぐ振りをして安子の着物にこぼし、着替えを用意すると言って連れ出した。離れに連れて行かれた安子は、お伝の女中たちに押さえられ、長襦袢一枚にさせられてしまう。お伝は懐刀を取り出し、安子の首に当てて詰め寄る。その時、雷鳴がとどろいた。

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