大奥
〜華の乱〜
-第一話-
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二カ月後、安子は母の形見のかんざしを手に城に向かう駕籠に乗った。 大奥では、信子やお伝の方が、値踏みするが如く冷たい目で安子を見据える。桂昌院も安子の意図を探ろうとする。母が自害して間もないというのに、奥に来たばかりの安子の落ち着きぶりを桂昌院は警戒するのだった。
そしてついに、安子が綱吉を迎える夜がやってきた。綱吉の背中を見据えつつ、刀掛けに目を配る安子であった…。

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