大奥
〜華の乱〜
-出演者談話-

Q.今回演じられている染子を、貫地谷さん御自身はどう演じたいと?

「染子は一言で言ってしまうと、とても可哀想な人です。そんなキャラクターでもあるからか、監督からは『染子は誰よりもゆっくりとしゃべる人』と言われて、東京の下町生まれで普段は早口の私としてはゆっくりしゃべったつもりだったのですけど…。1話を見たら、それでも早かったです。監督が考えられていた"染子像"を、壊してしまったかもしれません。本当に『監督、ごめんなさい』と思いました。ですから、今もゆっくりとしゃべるようには気をつけています。また、内面的な染子の想いは、柳沢への一途な愛に占められています。ここが、染子を演じる上での一番のポイントだと思います。辛いことばかりが起こるので、泣くシーンが多いのですが、きっと染子は微笑んでいたのではないか? とか。柳沢を思うことで、いつも微笑んでいる。だからこそ、その裏にある染子の想いを考えると、とてもせつなく感じて頂けるのではないかと思います。」

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