のだめカンタービレ
-Story-
[7/11]
部屋に戻った千秋は、シャワーを浴びながら、今日の出来事について考えていた。と、そのとき、部屋からピアノの音が聞こえてきた。のだめが、Sオケの練習を見ているうちに覚えたベートーヴェンの『交響曲第7番』を弾いていたのだ。その演奏は勝手にアレンジされたものだったが、純粋で自由奔放な個性が見事に表現されたものだった。千秋は、そんなのだめのピアノを聴きながら、シュトレーゼマンがどういう意図でSオケメンバーを選び、表題のない交響曲を選んだのかに気づく。龍太郎たちSオケのメンバーは、皆、のだめと同じだったのだ。
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