任侠ヘルパー
談話

Q.涼太も不憫ですが、晶も苦境が続きます。

「自分がもし、晶のようになったらどうする?」なんて、よくスタッフとも話すんですけど、普通の人は、きっと凄くショックだし、受け入れがたいと思うんです。でも、晶は、自分の母親が同じ病気だったこともあり、病気がどう進行し、遠くない将来にどうなるかということもわかっていて、ある部分では受け入れている。そして、社長という肩書きを失ったことで、「社長はこうあるべき」という考え方から、「自分は自分でしかない」「自分はこのままの自分でいいんだ」というふうに変わっていくんです。それは、彦一(草なぎ剛)さんによって気づかされた部分も大きいんですが、立場や肩書きに関係なく、母親としてひとりの人間として、周囲の人たちと向き合うことになっていきます。失うものはあるけれど、その分わかりやすくなったり、クリアになる部分もあるんだ、と感じています。

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