任侠ヘルパー
談話

Q.第9話のラストもそうでしたが、清史郎くんは涼太の気持ちを見事に表現していますね。

第9話の遊園地でのシーンのとき、清史郎くんがとてもナーバスだったんです。どうしたのかと見ていると、すねているんですね。そして、セリフにはないのに、「ママ、どうして僕のこと忘れちゃうの?」って寂しそうな顔で聞くんです。「お芝居だから、大丈夫よ」と言っても、プイッとしたままで。彼はもの凄く勘のいい子だから、お芝居だということをちゃんと理解はしているんだけど、それ以上に感受性が強いからそうなってしまうんでしょうね。素の顔をして、「これから思い出してくれるよね?」なんて聞かれると本当に辛くなります。でも、それは彼が役に没頭しているということでもあるわけですから、私はそんなところに甘えさせてもらって演じるのがいいかな、と思っています。

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