謎解きは
ディナーのあとで
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Vol.7
『謎解きはディナーのあとでスペシャル〜風祭警部の事件簿〜』
出演者のメッセージと、気になるストーリーが届きました!
まずは、今回のスペシャルについて、椎名桔平さん、余貴美子さん、櫻井翔さん、北川景子さんが、語って下さいました。
Q.今回、風祭が主役と聞いて、いかがですか?
椎名さん
「今年はセンターに立てるのかと、喜びでした(笑)。風祭は謎解きをしない人でしたから、物語がどうできるのか不安でしたが、余さんのメイド役が登場して、そちらで謎解きが進行していけば、と安心感が湧きました。お祭り男ですから、それが全編通していくと"風祭フェスタ"みたいで、ま、夏ですからね、そういうお祭りが一回ぐらいあってもいいのではないかと思います。」
櫻井さん「風祭さんは強烈なキャラクターでしたし、別の物語があるなら見たいな、と思っていました。今回このお話を聞いて、謎を解ける解けないは別にして、すごく嬉しかったですね。僕は後ろを通って映りこむ、っていうぐらいかと思っていたら、結構ガッツリ出させていただいたので、嬉しいです。」
北川さん「私も連続ドラマの時から風祭さんのテンションの高いキャラクターが大好きで、あまりこれまで風祭さんの生い立ちとか、家でどういう生活をしているのかとか、そこまで深くは描かれていなかったので、どれぐらいお金持ちなのかとか、いろんなことを想像していたんですよ。だから今回風祭さんが主役と聞いて、誰よりも私が楽しみにしています。」
余さん「おなじみの3人以外に"京お坊ちゃま"にずっと仕えていた優秀なメイドが出てくるなんて、驚きでございます。これからもずっと見守っていきたいと思っております。」
Q.久しぶりに共演者とお会いしての感想と、久々に役を演じていかがでしたか?
椎名さん「翔くんとはこの間廊下で会ったよね(笑)。またこの『謎解き〜』に戻ってこられて、とても嬉しいです。僕はあまり続編が好きな方ではないんですが、この作品については愛おしく感じています。レギュラーがあって、スペシャルがあって、映画があって、ひとつひとつ共に乗り越えてきた積み重ねが、楽しいし、嬉しいですね。(久々に演じて)白いですね。今までは靴やベルトや時計は黒かったんですよ。今回は全部白です。それが今回の物語の謎にもなっていますので、楽しみです。」
櫻井さん「やっぱり僕の中では風祭をされている桔平さんのイメージが強いので、またこうして現場で白い衣裳に包まれた風祭状態の桔平さんにお会いできるのがすごく嬉しいです。」
北川さん「私も皆さんと同じで、シリーズになるという喜びと、ずっと親しんできたキャラクターができることが嬉しいです。今回は風祭さんが主役ということで、また今までと違った楽しさがあると思いますし、余さんをはじめ、ゲストの方が新しい風を吹かせてくださると思うので"何が起こるんだろう?"というワクワク感があって楽しみです。」
余さん「私は制服ものが好きですので、メイド服が着られて嬉しいです。熟年メイドですので、丈も長くてクラッシックな雰囲気ですが、なんなら私はもっと短くてもよかったです(笑)。」
Q.風祭と光川の関係は、麗子と影山の関係となにか違うところがありますか?
椎名さん「どちらも愛すべき関係ですね。どちらが欠けても成り立たない関係がとても愛おしく感じます。」
余さん「影山さんは毒舌で育てて、私は褒めて育てるという違いでしょうか。」
Q.視聴者の皆さんに見てほしいところは?
椎名さん「この放送のすぐ後に映画が控えていますので、その映画を見る前にこれを見て良かったなと思っていただける作品にできたらいいなと思っています。今回、風祭の少年時代とか生い立ちが出てきます。そこが僕は好きで、そこから光川さんとの関係性も見て取れますし、また、櫻井くん、景子ちゃんの2人も結構出演してくれていますので、そこも見どころだと思います。」
櫻井さん「映画の中では風祭さんのキャラが全開で、僕はそれが大好きなので、今回も桔平さんがどれだけはじけてくれるのか楽しみです。今撮っている僕たち二人(影山&麗子)の最後のシーンが映画の冒頭につながっていくので、あわせて楽しみにしていただきたいです。」
それでは、気になるストーリーをちょっとだけご紹介。
(あらすじ)
国立署の警部・風祭京一郎(椎名桔平)が、真っ白のスーツを身にまとい、これ以上ないドヤ顔でフラッシュを浴びる。風祭は大財閥・宝生グループの娘で世界屈指のお嬢様である宝生麗子(北川景子)の上司。風祭は、担当する事件の謎を、いつも麗子に仕える執事の影山(櫻井翔)が並外れた推理力で解決してきたことを知らない。しかし、ちゃっかりと事件解決を全て自分の手柄にしてきた風祭が、あろうことか警察官のオリンピックともいえる『ワールド・ポリス・チャンピオンシップ』で運よく優勝、世界一の名刑事となってしまったのだ。
国立市の名誉市民にも選ばれた風祭は、温泉宿のペア宿泊券をゲット。長年、風祭に仕えるメイドの光川(余貴美子)にプレゼントする。その温泉は奥多摩のさらに奥の国立市の"飛び地"にある秘湯。昔から"美人の郷"として有名で、美女だらけだと聞いた風祭は"自分も行く"と言い出した。
光川を乗せて颯爽と秘湯へ向かう風祭。目的の温泉宿『浦島本陣』に到着し、番頭の金森(半海一晃)が出迎えた時、蔵の方から女の悲鳴…。風祭が向かうと、蔵の前で宿泊客の佐藤夏希(矢田亜希子)が震え、仲居の前田俊子(原田夏希)が必至必死で格子戸を開けようとしている。格子網の隙間からは、血を流して死んでいる女将・児玉絹江(根本季衣)が…。
その頃、麗子は影山の運転するリムジンの中で、新たに買った靴を並べて満足そう。週末からのシンガポール行きの船旅に持って行くのだ。そこに風祭から着信。プライベートで訪ねた温泉で起きたまさかの殺人事件を興奮気味の声で報せてきたのだ。
蔵では現場検証が行われた。蔵は内側から施錠されていて、女将は花瓶で頭を殴られ死亡。蔵の鍵は女将しか持っていない。また、不思議な事に遺体はあおむけで顔が天井を見ているのに、マスカラは両目とも左に向かって流れていた。
風祭は関係者に事情聴取。児玉和美(小沢真珠)と琴美(岩崎ひろみ)は女将が再婚した夫の連れ子の姉妹で、血のつながっていない絹江と宿を切り盛りしていたが、後継をめぐって争っている様子。仲居の俊子はこの姉妹にいじめられていた上、女将からもこき使われていた。板長の手塚(丸山智己)は以前、傷害罪での服役歴がある。
風祭が再び蔵を観察すると、桐箱に入れられた新しい椿の柄の帯を見つける。さらに、阿修羅像の足下には小判が一枚落ちていた。
その夜、風祭が風呂へ向かうと"開けないでください"と貼り紙された扉が。"開けるな"と言われて、開けずにいられる風祭ではない。たまらず扉を開けようとすると、通りがかった金森に制止される。金森は、そこは"開かずの間"だと指摘し、その理由を語り始めた。
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