なでしこ隊
- 取材日記 -
■3月2日(日)
国家の存亡は、オンボロ機に託されていた!?
現在、鹿児島市にお住まいの米盛勇さん(81)は、知覧基地の元整備兵でした。
特攻機に関して誰よりも詳しい方が、当時の実情を語って下さいました。米盛さんによると、特攻作戦の前半は「隼」などの高性能の機体が多かったが、後半は廃車寸前の機体や練習機が特攻に使われていたそうです。
国家の存亡と自らの命を託した特攻機がオンボロだと知った隊員の心中は、いかほどのものだったことでしょう。「日本を守りたい」という思いが強ければ強いほど、失望は大きかったに違いありません。
△もどる
0.なでしこ隊 TOP
(C)フジテレビジョン