我はゴッホになる!
-* 出演者コメント *-

棟方志功…劇団ひとり

正直、棟方志功という人物の名前を知らなかったけれど、過去に西田敏行さんや僕が尊敬する渥美清さんが演じられていたので、プレッシャーは相当ありました。正直、芸術はわからないのですが、棟方志功の作品は素人が見ても力強さがわかりますね。一枚ほしいなと思いました。

僕らのイメージでは、芸術家というのは、評価を気にしないというか、自分の内なるものを信じて突き進むイメージがあります。もちろん、志功も内面を掘り下げて創作活動をしていたと思いますが、志功はものすごく評価されたがっていたというか、世間の評価がすべてというところがあります。すごく、したたかで自分を天才に見せようとする演出すら感じました。おもしろい人物だと思いますし、ドラマでそのエッセンスが出ればいいなと思います。本当に(いい意味で)「奇人」じゃないですか(笑)。自分との共通点は、人から見られていることをすごく意識している部分だと思います。志功の過去のインタビュー映像を見ても、どうすれば周りが喜ぶかわかってやっているなと思いました。

撮影に入る前、一ヶ月、自宅で版画の練習をしましたので、それをぜひ見て欲しいですね。津軽弁は練習したんですが、津軽弁の先生のモノマネになってしまうんで、一回、抜いたんですよ(苦笑)。

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