メイちゃんの執事
*… Interview …*
Q.飄々としていたい、というのは原作を読んだときのイメージからですか?
そうです。原作のイメージが僕も強かったので…。あまりニコニコはしていないですしね。多美姫様はつかみどころがないキャラクターなので、いちいち彼女の行動をまともに受け止めていたらできないと思うんです。実写になる意味を考えたときに、人間的でありたいとはもちろん思いましたけど、その飄々とした感じだけは押さえておきたいなと思ったんです。設定がぶっ飛んでいるじゃないですか。学費が月1億円だとか、敷地面積が東京都の3分の1だとか。そういう設定だからこそ、ちゃんと人として生きている感じを出して、「もしかしたらこういう世界があるのかも…」って見てくれている人に思ってもらえたら嬉しいですしね。メイ様(榮倉奈々)は、まだ一般的な、普通の人の目線なので、その思いとか切なさとか、悲しさに共感しやすいですけど、ほかのお嬢様や執事も、彼らの世界観の中で一生懸命生きて、悲しんだり苦しんだりしているんだな、というところも感じてもらいたかったので、そのためにもちゃんと生きているキャラクターを作りたかったです。
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