魔術はささやく
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『魔術はささやく』の記者会見が行われ、木村佳乃さん、中村 蒼さんが出席しました。
「火車」、「理由」、「模倣犯」などの代表作を持ち、これまで直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞してきた日本を代表する作家・宮部みゆき。
日本推理サスペンス大賞を受賞し、彼女の初期の傑作と名高い『魔術はささやく』が、この秋、フジテレビにてドラマ化されることとなり、先日都内にて記者会見が行われました。会見には、木村佳乃さん、中村蒼さんが出席しました。
木村佳乃さんコメント ―
宮部みゆき先生の作品はどれも人気ですが、"魔術はささやく"は特にファンの多い原作ですので、その主役をやらせていただくことにとてもプレッシャーがありましたが、お声をかけていただいたからには自分なりに体当たりでやらせていただくつもりで演じました。
撮影は、2月の雪が降る寒い日々だったのですが、弟役の中村蒼さんと一緒にがんばりました。
台本は、内容の濃い原作を、"名前をなくした女神"でご一緒した脚本家の渡辺千穂さんがとてもすばらしくまとめてくださっています。
私は弟がいる役をあまり演じたことがなくて、実際にも女兄弟しかいませんので、中村蒼さんとの共演を楽しみにしていました。
すごくかわいいお顔立ちと相反する男らしい内面を持っていていらっしゃって弟役だけど頼もしく、お芝居に関してもすばらしい方です。2人でのシーンでは兄弟の役でも、私が姉だとわからないところから始まる繊細なシーンが多いのですが、2人で集中して脚本以上の関係性を映像に表現できたと思います。
中村 蒼さんコメント ―
宮部みゆきさんの原作で、豪華キャストのこの作品に参加でき、光栄に思っております。 今回は大先輩の方々との撮影でしたので、すごく緊張して、現場にとけ込めるのか、不安な気持ちを持っていましたが、本当にみなさんによくしていただきました。
木村佳乃さんは、撮影の合間に鼻歌を歌っていたり、僕が言うのは失礼なのかもしれませんがとてもかわいらしくて、一緒にいて安心できました。その反面、お芝居のときはすごく刺激を受けながらやらせていただきました。
台本を読んだときは、一視聴者として脚本の世界にひきこまれていくように読み終えました。
今回の役は、複雑な家庭で育った人物を演じるということで、演じることに悩むこともありましたが、とてもやりがいがありました。
毎日、監督をはじめ、周りの方々と共に作品を作り上げていくことが楽しかったです。
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