ラッキーセブン
INTERVIEW

水野飛鳥役 仲 里依紗さん
駿太郎(松本潤)ら男性のなかで紅一点、探偵として活躍する飛鳥にはどんな印象をお持ちですか?
23歳という年齢以上に、強くてしっかりとした元気な女の子というイメージですね。キャラクター設定にも「サバサバした性格」とありますし、職場での駿太郎さんや淳平さん(大泉洋)とのやり取りからしても、結構、男っぽい性格だと思います。でも、潜入捜査で扮装したりする場面では、急に女の子らしく振る舞うので、器用な人でもあるんですよね。若くして探偵を仕事にするくらいだから、働くことや仕事が好きなんだと思いますが、ただ、その分、私生活は後回しになっていそうだなって(笑)。

設定に「恋人どころか好きになれる人もいない」とあるのも気になります。
そうですね。単に仕事熱心なまじめな子、っていうだけじゃない何かがあるかもしれません。過去にトラウマでもあったのかって、気になりますよね。今後、飛鳥の過去やバッググラウンドが描かれればその辺もわかるかもしれませんが、私もまだ何も知りません(笑)。

『ラッキーセブン』という作品については、どんなことを感じていますか?
恋愛ものなら、「この人とこの人がくっつくんだろうな」とかって予想ができますけど、今回は原作のないオリジナルの「探偵もの」ですし、どんなストーリー展開になるのか、全然、先が読めないなと感じています。プラス、そこにアクションが入ってきますから、「これは新しい月9ドラマだな」とも。最初に台本を読んで思ったのは、この作品で重要なのはリズムなんだろうなってことです。事務所で交わされる普通の会話でも、テンポとリズム感を意識して演じることが大切で、そうすれば、キレもよくカッコよく見えるだろうと思いました。

その辺りのカンのよさと、アクションもこなせるということで飛鳥役は仲さんに、となったと聞きました。
私もそう聞きました。でも、「あれ、私アクション押しなの? 期待されるほどできないんだけどなぁ…」って(笑)。映画『ゼブラーマン‐ゼブラシティの逆襲-』では、とにかくパンチやキックでガンガン行くって感じだったんですけど、今回は、技とか型なんかを"見せる"という面もあるようなので、練習を積まないといけませんよね。だから、これから練習、頑張らなきゃなって(笑)。

さらに、飛鳥には扮装で"見せる"という一面もありますね。
今日はホテルに潜入だからドレッシーに、明日はキャバクラだからセクシーにとか、コスプレじゃないですけど、着せ替え人形のように衣裳を替えられるのはすごく楽しいです。髪型とか小物にも結構こだわっていますので、注目していただけたら嬉しいですね。

豪華なキャストのみなさんとの共演はいかがですか?
いやぁ、素晴らしいです!! 最初に松本さんやみなさんのお名前を聞いたときから、私にとって貴重な経験ができる作品になるだろうと期待していました。この作品のテーマは「仲間」ですし、個性的なメンバーがお互いに関わりを深めながらチームになることでストーリーも進んでいきますので、演じる私たちも実際、ちゃんとチームになっていくことが大事だと思っていました。すでにチームワークは出来ていますが、さらに関係が深まっていけばいいと思っています。

過去に共演された方はいらっしゃいますか?
大泉さんとは、共演シーンはありませんでしたが、同じ作品に出演したことがあります。あとの方はみなさん初めてですので、ご一緒できて本当に嬉しいです。

今後の撮影で、仲さんが楽しみにしていることといえば?
なんでしょう…やっぱり、アクションかな(笑)。動きのある作品は、演じるのも演出するのも大変ですけど、見る側からしたらやっぱり楽しいと思うんです。この作品はコメディーの要素も多いですから、動きがあったほうが絶対に面白いだろうと感じていて。1話で駿太郎と新田(瑛太)が格闘しながらコミュニケーションを取るように、私もアクションを通じてみんなとの関係性を築いていけたらいいですね。って、あんまり言うと、ハードなアクションをやらされそうで怖いんですけど(笑)。

ドラマを応援してくださる視聴者のみなさまにメッセージをお願いします!
ひとりでは解決できないことも仲間がいれば何とかなる、というチームの魅力や連帯感の素晴らしさはもちろん、男の人たちが走ったり、闘ったり、カッコよく動くところが見どころの、今までにはない月9ドラマになっていると思います。私も、ミニスカートをはきながら女探偵として頑張っていますし、ちょっとしたお色気も(笑)。今後はアクションシーンもあると思いますので、ぜひ応援してください!

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