ラッキーセブン
INTERVIEW

時多駿太郎役 松本 潤さん Part2
クランクインから約1ヵ月が経ち収録もかなり進みましたが、現在の手ごたえはいかがですか?
本当に豪華で素敵な役者のみなさんと一緒に演じられることが、すごく楽しいです。みなさん、それぞれのキャラクターをしっかり作って現場に入られるから、探偵事務所のシーンで7人が集合すると、台本に書かれていないようなところまで話がどんどん派生していくんです。そのなかで、「ここはこうやってみたらどう?」とかアイデアも生まれてくるから、楽しさあり、いい緊張感ありという感じで刺激にもなっています。今はとにかく、第1話の仕上がりを見てみたいですね。

実際、アドリブのような掛け合いも多いようですね。
例えば1話だと、駿太郎と新田(瑛太)の対立関係が多めに描かれているので、撮影中もどうしてもそこに集中してしまって。そんなときには、あえて、筑紫さん(角野卓造)や茅野(入来茉里)を巻き込むというか、ポーンと話を振ったりしました。するとすごく面白い返しが来て、そこからスピード感が増していくということがありました。そういう効果は、それぞれのキャラがちゃんと立っているからだと思います。とはいえ、1話はまだ、みんなが探り探りでしたね。それがここまでのチーム感が確立できたのは、時間がないなか、佐藤(信介)監督が丁寧に付き合ってくれたのが大きかったと感じています。

1話の最大の見どころともいえるアクションについては、どんな手ごたえを感じていますか?
少なくても僕は見たことがないアクションシーンができたんじゃないかな、と思っています。佐藤監督と(アクション監督の)下村(勇二)さんが作るアクションがどういうものなのか、それが月9でどう見えるのか、僕としても興味がありました。でも、撮影前に、下村さんが作ったビデオコンテを見せてもらったときには、「これを生身の人間がどうやるんだろう?」と全然想像ができなくて。下村さんは「ひとつひとつやっていくので大丈夫です」と平然としていましたけど(笑)。でも、実際、現場でひとつひとつ積み重ねていったら、ちゃんと繋がったんです。ワイヤーにしても、通常のアクションシーンとは違う使い方をしているので、きっと斬新に見えると思いますし、やっていてもとても面白かったですね。

佐藤監督は、松本さんと瑛太さんがあまりに熱心にアクションに取り組むので驚いたとおっしゃっていました。ご苦労もあったのでは?
1話でいうと、まず寒かったってことですね(笑)。一応、屋内とはいえ、ものすごく冷える廃倉庫みたいなところで上半身裸で戦うというシーンでしたので。やり始めてしまえば体も温まるんですけど、まあ寒かったです。あとは、ワンカットワンカットの積み重ねなので時間がものすごくかかりましたね。朝から晩まで戦ってもまだ終わらない、みたいな(笑)。でも、それだけの労力をかけた甲斐があって、意味のあるシーンになっていると思うので、ぜひ期待してほしいです。

今回の豪華キャストには、NEWSの小山慶一郎さんもいらっしゃいますね。駿太郎の弟役を演じる小山さんの印象はいかがですか?
新鮮でした(笑)。実は、ちゃんと話したのも今回が初めてなんじゃないかと思うくらい、今までほとんど一緒になったことがなかったんですよね。どんな人なのかと話しかけてみたら、結構、真面目な人でした。キャスターをやるくらいですから、そうですよね(笑)。

16日の初回放送で初お披露目となる、嵐が歌う主題歌についても教えていただけますか?
タイトルが「七転び八起き」でもいいんじゃないかっていうくらい、とにかく底抜けに明るい曲です。実際のタイトルは違いますけどね(笑)。このドラマのテーマでもある、グループ感、仲間の良さみたいなものがポジティブに現れていると思いますし、歌詞の内容も、一度しかない人生だから前を向いて笑って生きようぜ、っていう感じの曲です。ドラマとともに、主題歌にも注目していただければありがたいですね。

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