ロス・タイム・ライフ
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やがて、謙太郎の部屋に4人の審判団が合流。5人になって一気ににぎやかに……とはいかず、撮影が始まるまで狭い部屋で成人男性5人が黙って膝を抱えて座っているという不思議な光景に。そして、そのまま撮影はスタート。審判団がいるということは、謙太郎はロスタイム中ということ。審判団に囲まれた状況の中で大泉さんの行動は、ベッドに横になってみたり、マンガを読んでみたり、パソコンやゲームをやってみたり…。やっぱりくつろいでいる様子(もちろん芝居です)。そこで筧監督から「審判団、ゲームする謙太郎を応援してみようか」と提案があり、静かにゲームをする大泉さんを無言で応援する審判団というまたしても不思議な光景が広がります。
別シーンの撮影。やはり部屋でゲームに向かっている大泉さん(むろん芝居です)。しかし、今度は審判団は応援していません。部屋でただジーっとしているだけ。すると、ここで小さな変化が。本番になるとカチッカチッと小さな音が聞こえるようになったのです。音の正体はゲーム機のボタンを押す音。審判団が応援しなくなったことで、さらに静かになりボタンの押す音さえ聞こえてしまったのでした。実は大泉さんが操作しているように見えるゲームは、セットの外で達人の方が操作しているもの。ゲーム映像とボタンを押すタイミングを合わせなければいけないのですが、ボタンの押す音が聞こえる分合わせやすかったようです。
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