ロス・タイム・ライフ
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ステージで繰り広げられるかっこいいヒーローショー。しかし、なんとシャドー団の1人で、サンバイザーXにやられるはずの光一が立ち上がります。両手を上に大きく広げて「まってくれ、みんな!!」と叫びだした光一。ポカンとする客席。…もちろん、これは劇中の1シーンなのですが、"観客に何かを訴える光一"を演じる田中さんはすごい迫力で、その声は会場中にエコーして響き渡っていました。いい感じに進んでいた撮影ですが、田中さんの熱弁に賛同したのか、いつの間にか客席後方にやってきた1匹のカラスが「カーカーカー」と大きな相槌を(?)。芝居はそのまま続行したものの、カラスの鳴き声がしっかり入ってしまい、あえなくNG。もう1度となりました。2度目はカラスに鳴かれることもなく、冨士川祐輔監督から「完璧でーす!」とOKが出ました。直後、ステージから田中さんの「ハッックション!!!」と派手なクシャミが。やはり全身タイツは寒かったようです…。

そして、この日は観客役としてたくさんのエキストラの方が集まってくれました。ヒーローショーの観客ということで小さい子供たちもたくさんいましたが、みなさん「盛り上がってください」「声援を送ってください」「ポカンとしてステージをみてください」などなどスタッフからの要求にきちんと応え、素晴らしい演技を披露してくれました。そんなお客さんの手に握られていたのはサンバイザーXのウチワやフィギア。これは「ヒーローショー編」のために作られたオリジナルグッズなのです。子供たちは手に握られたフィギアを嬉しそうに見つめていました。

ところで、客席をよ〜く見てみると親子連れの観客に混じって大人の男が並ぶ不思議な1列が。黄色いユニフォームに掲示板…。そう、審判団です。審判団の手にもフィギアやウチワがしっかりと握られ、子供たちと一緒に(というか、子供たち以上に)熱くヒーローショーを見つめていました。かなりの盛り上がりを見せたヒーローショー。物語同様、ぜひ楽しんでください!

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