ロス・タイム・ライフ
Story
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十年前に尾元が離婚届にサインをして家出して以来の突然の再会だったが、カズ子は離婚届を提出しておらず、離婚していないことを知る。離れ離れだった時間を埋めるように語り合う2人。しかし、カズ子の背後には審判団が。カズ子はロスタイム中だったのだ。

やがて、カズ子は尾元を連れ部屋に行くと思い出の手打ちそばを作るようにお願いする。カズ子がロスタイム中であることを知らない尾元は、わけもわからずそばを作り出す。そばを食べらながら愛の告白をするカズ子。そして2人はキスを…。残り時間がわずかとなり、尾元に手紙を渡すと1人奥の部屋へ入るカズ子。そこに試合終了のホイッスルが。

1ヶ月後、尾元は亡きカズ子の意思をついで選挙に立候補していた。結果は落選。気を取り直しハローワークに入ろうとする尾元の足元には審判用のホイッスルが。直後、尾元が吹いたホイッスルの音が響き渡り…

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