ロス・タイム・ライフ
Story
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竜崎組の姐さん「白水仙の瑠偉子」こと竜崎瑠偉子(常盤貴子)は、夫である組長・竜崎秀雄(吹越満)が、敵対する勝矢組に殺され遺体を運び去られたとの報せを受けた。瑠偉子は衝撃を受けて呆然とするも、若頭の佐竹(三上市朗)や鉄砲玉のタケル(濱田岳)らが口々に仇討ちを叫び出すと、それを一喝。若い衆に手出し無用と釘を刺し、小刀を手にひとりで勝矢組へ向かう。

ところが待ちかまえていた刺客に刺され、ロスタイム2時間59分を提示された瑠偉子。愛する男の仇を討つまでは死ねないと走り出し、あとを追ってきたタケルを伴って勝矢組の事務所を目指す。勝矢組を目前に、タケルを連れて居酒屋に入った瑠偉子は盃を交わし、命をかける覚悟なら妹に会っておくべきだと、タケルを妹の働くお弁当屋に送り出した。やがて妹が結婚することをタケルから聞いた瑠偉子は、タケルに用事を言いつけ、その隙に1人で勝矢組に向かう。

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