ロス・タイム・ライフ
Story
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すると都並の目にロスタイムが表示された電光掲示板とサッカーの審判団が飛び込んできた。残された時間は3時間21分。とっさに男の指紋を採って走り出した都並は、警察に戻って指紋照合や似顔絵検索をするが前科者の中に該当はなかった。五味の異常な反応を思い出し、五味の私物が入ったダンボールを探ると、16年前に管轄外で起きた信用金庫強盗殺人事件の資料が出てきた。その中には発砲した男の似顔絵が。再び走り出した都並は五味の家を訪ね、五味の妻・房江から16年前の事件で信用金庫に就職したばかりの娘が強盗に遭遇し亡くなったことを知る。そして犯人がつかまらないまま時効をむかえてしまったことも。

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