ロス・タイム・ライフ
Story
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ところが、中山が目を開くと弾丸がスローモーションになっており、電光掲示板を掲げたサッカーの審判団が現れた。提示された中山のロスタイムは4時間17分。自分の死と、ロスタイムを与えられた状況に戸惑いつつも、人生最後の写真を撮るべく走り出す中山。

しかしそう都合良く事件が起きるはずもなく、スクープ写真を求めて街を歩く中山の前で産気づいた妊婦(中込佐知子)が助けを求めてきた。なりゆきで分娩室まで付き合った中山は、帰り道に自分が撮ったものとは違う写真が夕刊紙に使われていることを知る。篠田に激しく抗議するも、逆に写真の撮り方を否定され愕然とする。

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