ロス・タイム・ライフ
尾元's ライフ
2度目の誤認逮捕編

退院した尾元は「そう言えば、由紀子さんにお金を返さないと」と気づく。あの時、返さなくて良いと言われたものの、入院中も面倒を見てくれた由紀子に尾元は金を返すことを決意。とは言え、相変わらす仕事は無いから金も無い。そう言えば…」尾元は、入院直前に買っていた馬券を思い出す。早速、結果を確認すると、これが何と大当たり! 由紀子に返しても、まだ余る。その金で競馬仲間に大盤振る舞いをする尾元は、若くして部長となったという清美と知り合った。

しかし、清美は尾元と会った直後、ロスタイムに入っていた。そして、尾元の肩に頭をあずけ、眠るように…。「もしもし、お疲れのようですね?」と声をかける尾元に清美の返事はない。そこに、警ら中の警察官が通りかかった。美女とさえないおっさんの組み合わせに疑問を持った警官が職務質問をしようとすると、清美の体が倒れる。「死、死んでる!」。尾元はその場で逮捕。警察署に連れて行かれると、取調べには下着ドロ疑惑の時の警官が出てきた。「また、お前か!」と清美との関係などを根掘り葉掘り聞かれる尾元。警官のしつこさに、酔いもすっかり醒めて、もうどうでもいいやと「私が…」と言いかけた時、清美の死因が過労による心臓麻痺と判明。

尾元、これで誤認逮捕も2度目。まだまだ、少しの運はある様子。「3度目は、逃がさないぞ!」との取調官の声を背に、警察署を後にした。

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