ロス・タイム・ライフ
尾元's ライフ
兄と白水仙の女性編

今回の腰の痛みは尋常ではない。さすがに"これはマズイ"と、尾元は病院へ治療に出かける。その病院は以前、自殺を試みた場所で知り合った看護師、由紀子もいた。思ったより症状が重かった尾元は、入院治療となってしまう。

病室でヒマな時間を過ごす尾元の話し相手は、たまに様子を見に来てくれる由紀子。ある日、由紀子が持って来た白水仙を見た尾元は、兄、蔵之介が話してくれた美しい任侠の女のことを思い出す。まるで白水仙の花言葉"気高い"を絵に書いたような人だった…確か、兄と会った後に刺されて死んだとか…。と、語る尾元の目に涙。"他人事なのに…"と、きれる由紀子。

すると尾元は「人生にロスタイムがあって、任侠の女がその時間を過ごしていたら、僕も会えるのかな?」と、問いかけてきた。「エっ? もしかして、この人…」と、驚く由紀子だが…。「なーんてね。そんな都合の良いことないよね、ね?」と尾元。尾元の勘は、鋭いのか鈍いのか? 果たして…。

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