ロス・タイム・ライフ
尾元's ライフ
怪人コウモリーノ編

結局、尾元に編集者からの連絡はなかった。「なぜ、俺だけ…」と、おのれの運を嘆く尾元。とにかく金を稼がないと、とバイト雑誌を買った尾元の目に飛び込んだのがヒーローショーの役者募集。「マンガで有名になれなければ、ヒーローになってやる!」と、ものすごくズレた考えと、持ち前の変な正義感も再燃。

また、傷めた腰の調子も良くなったので、早速プロダクションへ出向く。だが、なんとか雇ってもらえたものの、与えられた役は悪の怪人コウモリーノ。

尾元は、やっぱり思い通りにはいかない人生に、ようやく気づき、与えられた役を淡々とこなしていたのだが…。ある日、ショーの役者たちの仲間割れに巻き込まれて再び腰を痛めてしまう。しかも、混乱を極めたショーはなぜかテレビ局のプロデューサーの目に留まり、役者たち全員がヒーローもののドラマ出演が決まったが、尾元だけには声がかからなかった。再び職を失い、腰の痛みも増してきた尾元は…。

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