ロス・タイム・ライフ
尾元's ライフ
運送会社編

タクシー会社をクビになった尾元は「タクシードライバーが無理ならトラックドライバーだ」と運送会社を訪ねる。すると運送会社は、アルバイト採用からという条件で尾元を受け入れてくれた。
ところが、いざ配送業務に就いてみれば配送先、集荷先の客たちが尾元をいらだたせる。度重なる不在や、受取人がいたものの、家族のごたごたに巻き込まれたり…。「今度は客と喧嘩できない」とこらえる仕事後の尾元の足は、癒しを求めて安居酒屋へ。

ある日、懐淋しくカウンターでチビチビと焼酎をすする尾元の耳に「わけアリでね。今度のレースは鉄板だよ」という後席の男たちの会話が飛び込む。競馬の話のようだ。「前のレースでは1000万も儲けちゃった」と高らかな笑い声。聞き耳を立てる尾元は"鉄板レース"の着順をメモる。
次の日、競馬新聞を買って出社した尾元が確認すると、問題のレースはほぼ本命。配当はそれほどつかない。そんなに美味い話はないと、あきらめる尾元。だが、その日、仕事を終えて事務所に戻ると人気はなく、経理の机の上に営業資金らしき金が…。

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