ロス・タイム・ライフ
監督インタビュー

Q.最初にこの作品をどう撮ろうと思いましたか?

「幼なじみ編」は、いくつかのエピソードの中でも限りなく"ごく普通の日常"にある物語です。自分や隣りのお兄さんやお姉さんが経験していても何ら不思議ではないことが描かれている。普通はロスタイムは存在しないし、自分がいつ死んでしまうなんてわからないけど、ロスタイムを幸運にも(?)迎えられたそれぞれの主人公はそれを知っている。この主人公・甫にとっても今のすべての言動が"人生最期"になる。たとえ、それがどんな些細なことであったとしても。つまり、すべての出来事が"日常"から"特別"に移り変わっていくわけで、それをきちんと表現したいなと思いました。もちろん、全体には「幼なじみ」というキーワードがあり、甫の秘めたる思いや漫画家への夢のことなどがどうなるのかということもしっかり描きつつではあります。

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