ラ イ フ
- ストーリー -
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点数の悪かったテストにすっかり落ち込んでいる中学3年生の椎葉歩。親友で成績優秀な篠塚夕子(大沢あかね)と同じ西館高校を狙うと決めた歩は、母親の文子(真矢みき)に無理だと言われながらも夕子に勉強を教わりながら必死で受験勉強を続けた。そして受験の日、不安そうな歩を励ます夕子。歩は2人で撮ったプリクラが貼ってあるお守りを渡し、お互いの健闘を誓いテストに挑んだ。合格発表の日。掲示板に自分の番号を見つけた歩だが、そこに夕子の番号はなかった。夕子が西館高校に強く憧れてたことを知っている歩には泣きながら走り去る夕子に掛ける言葉が見つからない。後日、下校する夕子に声を掛けた歩だが、夕子は歩さえいなければ自分は受かっていたはずだと叫びお守りを投げつけて去っていく。その日の夕方、夕子が校舎から飛び降り自殺を図った。激しいショックを受け呆然と部屋に帰ってきた歩は、ハサミを持つと髪の毛を切り出した。夕子に謝りながら泣き崩れる歩…。

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