ラ イ フ
- インタビュー -

――『ライフ』で描かれているいじめをご自身はどう思いますか?

夏目:「怖いですよ。もし自分がいじめられている当事者じゃなくても、朝学校に来たらクラスメートの悪口が黒板一面に書かれてるなんて状況はキツイですもん。助けなきゃっていう気持ちはあっても、それをすることによって自分がターゲットになるかもっていう怯えもあるし。そういう日々をおくるのは嫌だし、怖い。」

中村:「おそらくそういう現状になったら、ほとんどの人が助けなきゃとは思うはずなんですよ。でもそれを実行に移せる人はほとんどいないのが現実なのかなって。」

末永:「ドラマで描くと残酷に映ってしまうけど、これって決して特別ではなく日常的にあることだと思います。ここまでエスカレートすると自覚もあるけど、実際には自覚がない人も多いと思うし。」

星井:「それは絶対にあるよね。加害者にしてみたらふざけてるだけのことでも、被害者がいじめだと思えばそれはいじめだからね。」

中村:「受け取り方は人それぞれだから区別が難しいけど、相手の気持ちをよく考えることが大切なんだなって思う。」

末永:「だから、何気なくやっていた行動でもこのドラマを見て「もしかしたらあれはいじめなのかな」とか、考えるきっかけになれば嬉しいですね。そういう意味で気付く点がいっぱいある作品だと思うから。」

夏目:「私はいじめって当人同士だけじゃなくて、周りの人も嫌な気持ちになるんだってことをしみじみと痛感しました!」

星井:「親が子供の世界を知るきっかけにもなるかもしれないしね。」

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