ライアーゲーム
◇ Game's explanation ◇
★直の発想
10回目の投票前の秋山との戦略中、直はあることに思いつく。
『ライアーゲーム』でプレーヤー全員が幸せになる方法だ。
1回戦、2回戦は、この方法で回避できる。
(1、2回戦ルールはそれぞれ、トーナメント1、2回戦を参照)
1回戦は、1対1の対戦。
LGT事務局から付与された1億円を奪い合う。
1億円は、ゲーム終了時に返済。
1億円を超えた勝ち分の半額が、プレーヤーの儲けとなる。
だが、時間終了まで両者が何もしなければ、互いに1億円を事務局に返済してゲーム終了。
どちらも傷つかない。
また、このゲームで事務局が儲かるのは、勝者が2回戦を棄権した場合のみ。
単純に、AがBから1億円を奪ったとすれば、終了時点の所持金は、
A 2億円
B 0円
事務局への返済が両者1億なので、
A 1億円(賞金)
B -1億円(事務局への借金)
Aが、2回戦に1億円を持って行くと、Bから取立てをすれば、この時点での事務局収支は±0円。
だが、Aが2回戦を棄権すると、賞金の半額5000万円を事務局に返済。
その額が事務所の儲けとなる。
これは、2回戦にもあてはまる。
事務局は、ゲームの勝者が次ゲームを棄権したときだけ、利益が発生するのだ。
敗者復活戦にも、この理論は通じる。
9人の中で、敗者を決めるが、まず、M-チケットという形で、全員が1億ずつ持っている。
あらかじめ、みんなが協力してM-チケットを使わずに、わざと誰かをリストラすると…。
リストラされた人の1億円は、残り8人で分配。
1位には、特別賞金1億円が入る。
つまり、3回戦に進む8人は、2億の余剰金を持つ。
これを、リストラされた人に与えれば、2回戦と復活戦の借金、2億円を事務局に返して、ゲームを抜けられるのだ。
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