堺雅人さん 「今回、スペシャルにふさわしい、素晴らしい女優さんとご一緒することができました。榮倉奈々さんとは、初めての共演です。周りをあたたかく包み込む雰囲気の方で、榮倉さんがいらっしゃると現場がパッと明るくなるようです。パワフルで健康的な今回の役は、普段の榮倉さんそのままのようですが、物語が進むにつれ、また違う一面も見せてくれるはずです。榮倉さんファンの皆さんにも、楽しんでいただけると思います。広末涼子さんは、何度か共演させていただいていますが、今回はいわばライバル。ここまで彼女と向かい合うお芝居をするのは初めてです。強さと美しさ、そしてミステリアスな部分を持つすてきな対戦相手で、本当にキレイな方だなあと、演技をしながらシミジミ思っておりました。どうぞお楽しみに」 |
新垣結衣さん 「私が今まで持っていたお二人のイメージとはまた違うキャラクターで、特に古美門先生との掛け合いはそれぞれ凛と強くかっこよかったです。レギュラーシリーズでもたくさんの素晴らしいゲストの方々に出演していただいていましたが、今回もまた新鮮な風を吹き込んでいただき、そばで見ていてすごく刺激的で楽しかったです。オンエアがとても楽しみです」 |
榮倉奈々さん 「本物の古美門さんと黛さんに会えるなんて思っていなかったので、一視聴者としてうれしかったです。世の中にある問題を、無遠慮で道理にかなった古美門先生の言葉で聞くことのできる脚本は、最後まで目が離せませんでした。私が演じる藤井みなみ先生はサウンドオブミュージックのように、と監督から指示いただいたので現場で思い出しながら、演じていきたいと思っています。主演のお二人が気持ちよく迎え入れてくださったので、前日まで感じていた緊張からの腹痛は癒されました。本当にありがたかったです。初めて共演させていただいた広末涼子さんは、透明感と女性らしさを兼ね備えたとても美しい方でした。広末さんが裁判長として、私が証人として裁判で対峙(たいじ)した時に目が離せなくなりました。男性として証人台に立つことがなくて安心しました」 |
広末涼子さん 「連ドラの時に視聴者として大好きな作品だったので"『リーガル・ハイ』ファン"としては、二つ返事で出演を受けさせていただきました。(別府敏子は)裁判官として人前に立つ際には、私情や感情をも押し殺す人間で、もしかしたら冷血に見えるようなキャラクターとしてとらえ、そのように演じていこうと思っています。トータル的な人間性としては、真面目で勉強家で多才なのだけれども、人を受け入れないというよりも、どこかシャイでマイペースな女性としてとらえています。(堺さん、新垣さんの印象)堺さんの古美門先生はやはり初見から完成度が高く、というより完ぺきで圧巻でした。新垣さんは、とにかくかわいく一生懸命で、初めてご一緒できてうれしかったです。(榮倉さんの印象)脚本でイメージしていたみなみ先生以上に説得力のある、そして共感できるお芝居に、リハーサルの段階から引き込まれました。すごくすてきな女優さんだと思いました。古美門先生のペースに巻き込まれないようにしつつ、しっかり天敵役として存在感のあるお芝居ができるよう、別府敏子を演じきりたいと思います」 |
成河広明プロデューサー(フジテレビ ドラマ制作センター) ・榮倉さん、広末さんの起用理由について 「"みなみ先生"は、一見すると、笑顔の美しい人気教師なのですが、その本性は……という、多面性をもったキャラクターです。のびやかで、スケールが大きく、表情が豊か、さらに何が繰り出してくるか分からない意外性を持つ、榮倉さんなら、この役を高く昇華させてくれると思い、お願いしました。また、"別府裁判官"は、古美門のまさに天敵。古美門が動なら、別府は静。古美門が金なら、別府は真(ちなみに黛はどちらも、正<笑>)。古美門や黛、さらにリーガル・ハイの今後を占うキャラクターであり、凛とした中に、優しさと強さを兼ね備え、さらに圧倒的な美人である広末さんしかいないと思い、お願いしました」 |