(ストーリー) 公立うさぎがおか中学校の2年C組、小暮和彦が屋上から転落。屋上には和彦の他にも男子生徒がおり、彼らは和彦が隣の校舎に飛び移れると言い出したが、届かず落ちてしまったと話している。幸い和彦は、足やろっ骨の骨折で済み、命に別条はなかったものの、対外的な面子を守りたい学校側は、いじめではなく友達同士の悪ふざけによる事故だと和彦の母・秀美に説明。高所恐怖症の和彦がそんな行動を取るはずがないと学校側の説明に不信感を抱いた秀美は、黛真知子(新垣結衣)に相談をする。 正義感にあふれる熱血弁護士の黛は、自分が請け負うべき依頼だと快諾するものの、一人で確実に勝てるかどうか不安がよぎり、古美門研介(堺雅人)に協力を求めた。古美門はこの話を「ガキと学校が大嫌いだ」と瞬殺するものの、結局依頼を引き受けることに。 一方、学校側は、これまでの裁判で古美門に苦渋をなめさせられ続け、古美門に対して並々ならぬ敵対心を燃やす三木長一郎(生瀬勝久)に弁護を依頼。三木は、この依頼を弁護士の勅使河原勲(てしがわら・いさお 65歳)に一任することに決める。 |