鴨居千夏役 北乃きいの
救命報告24時

■第6回 ゲストのみなさん

『救命病棟24時』の現場には、1話からずっと、たくさんのゲストの方が出演されてきました。みなさん、ベテランの役者さんやお芝居の上手な方ばかり。6話には、浅越守役で水橋研二さんが出演されるのですが、側で見ていて驚きました。十数時間、同じシーンを撮っていると、普通は演技があがっていって(大げさになって)しまう事が多いのですが、水橋さんは最初のトーンと変わらないんです。控え室では、江口さんたちも「すごいよね」と感心されていたんですよ。私にとっては、本当に勉強になる現場です。

その6話は、浅越をまじえて、少しサスペンスチックな出来事が起こります。手術シーンでは、演じている私自身が撮影中にハラハラ、ドキドキしていました。いつも以上に物語に入ってしまい、本当にその中のひとりになっている感覚です。病院ではこういうことも起こりえるんだと考えたり、医師ってそんな時でも冷静でいなくてはいけないんだと思ったり…千夏が感じる怖さまでもが、リアルに自分へと伝わってきました。また、澤井先生に大きな動きがある回でもあります。私は、進藤先生と澤井先生のどちらの考えが良いのかは分かりませんでした。でも、4話、5話ぐらいから澤井先生も自分の意見だけではなく、他の人の考えも聞くように…あからさまにでは、ないですけど変わってきていると思います。6話、最終回と進藤先生と澤井先生、そして海南医大高度救命救急センターの行方に注目してください。

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